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メタンハイドレート
解説テキスト

【状況】
メタンハイドレートは、石油の値段が高くなったりする中、注目されている資源である。

【分析】
メタンハイドレートは、メタンガスでできている。天然ガスとも同じ。
天然ガスが、地面の下にある水や石油に、ガスのまま溶け込んでいるのに対し、メタンハイドレートは、海の底などの高圧の環境で160分の1にまで圧縮されたメタンガスのまわりを水の分子が取り囲んでいる状態。だからパッとみ、氷みたいにみえる。
メタンハイドレートは、資源量でふつうの天然ガスの2倍〜10倍といわれている。
日本のまわりにもたくさんあるため、もしも世界中の石油がなくなったら、日本は世界一のエネルギー資源大国になる可能性もある。
メタンハイドレートの欠点は、ふつう1000m以上のふかい海の底からさらに下、数百m掘ったところにあり、採掘するのがむずかしい。現在、取り出す方法が研究されている。

【結果】
メタンガスは石油を燃やすよりもクリーンだが、化石燃料にはちがいないので使えば二酸化炭素は増えてしまう。よって、メタンハイドレートを使うことがないようなエネルギー源開発をするべき。
またメタンガス自体が強力な温暖化がガスなため、通常気圧では160倍に膨れあがるメタンハイドレートを取り出すには、細心の注意が必要で、手軽に取り出すことはとりかえしのつかない温暖化もたらす。


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